手溶接技術者

環境保全・安全管理関連

手溶接技術者

溶接の基本技能を持つ手溶接の専門家

資格の内容	手溶接技術者とは、手溶接棒を用いて炭素鋼に対する手溶接が行える技能を持つ者に対して付与される資格。（社）日本溶接協会が実施する溶接技術者の資格は、溶接方法、溶接材料、溶接姿勢などによって１０種類に細分化されており、手溶接技術者はそのうちの１つ。手溶接は、溶接の中でも基本になる技能であり、この資格を取得すれば鉄骨・建築業や、プラント工事、橋梁、車両関係等の幅広い企業で活躍できる。
仕事の内容	建築鉄骨・橋梁・圧力容器・造船・海洋構造物・重機械・化学プラント・発電設備等エネルギー施設など、あらゆる産業分野における溶接関係業。
合格率	約80％
受験資格	【基本級】１ヵ月以上溶接技術を習得した１５歳以上の者。【専門級】１ヵ月以上溶接技術を習得した１５歳以上の者で、各専門級に対応する基本級の資格を所有する者。
試験内容	＜学科試験＞・溶接の一般知識・溶接機の構造と操作・鉄鋼材料と溶接材料・溶接施工・溶接部の試験と検査・溶接作業での安全衛生＜実技試験＞ JIS Z 3801にもとづいて行い、外観試験及び曲げ試験。
受験日	全国９地区の溶接技術検定委員会により異なる（詳細は、HPでご確認ください）。
受験場所	各都道府県の職業能力開発センターなど（詳細は、HPでご確認ください）。
受験料	要問い合わせ
問合せ先	（社）日本溶接協会
ＴＥＬ	03-3257-1525
ＨＰ	http://www.jwes.or.jp/